海部川のアメゴ情報 1988

[1998]

98年3月1日(日)
片山氏と釣行。翌日CATVの撮影なので、遅い出発。現着は9時と解禁日にしては超スロー。
新若松下流と笹草で本流釣りに挑んだが、釣れるのは型そろいの成魚放流物がほとんどで、更に猛烈な風、風、風。
テンカラもあきらめ、10匹づつ釣り早々に引き上げた。北川オトリさんの情報では保勢周辺で、よくあがっていたようだ。
また、別の情報では、宍喰町の村本さんが吉野橋の橋桁をルアーで攻め、10数引きの釣果。ルアーに反応したアメゴは30匹以上いたそうだ。
次の釣行はテンカラだ。
98年3月14日(土)
今年最初のテンカラ釣行。朝9時に現着したが、3月11日に降った雨により、20cm増水して濁っていた。更に春一番が吹きとんでもない状況になってきた。取り敢えず本流をやりたかったので、保瀬で竿を出した。
だが風が強くてどうしょうもない。昼までに2匹がやっと・・・。午後、仕方なく王餘魚谷に入ったがここも風が強く釣りづらいが、瞬間風が止まるのを待ってキャストするとアメゴの反応はいい。



渕ではいい型のアメゴが出るが、風によりドラッグがかかり食うまでには至らない。また、完全に筋を流せないため出方が激しくなりミスる。
結局16〜20cmを16匹釣ったが、欲求不満のつのる一日だった。



98年4月29日(水)
しばらく振りに川に入ってきました。
場所はクグルミから大小屋にかけて、約3km程を釣り歩きましたが、結果は最悪。15〜23cmを20匹魚篭に納めたが、納得の行く当たりは数匹程度だった。今年のアメゴは不思議だ、定位している場所がバラバラで的が絞れない。
白泡の中、流れが相当速い最も釣りにくい、視角が届きにくい場所では反応が有るが、敵さんはその中でも冷静に毛鉤を判断している。適水勢のスポットが非常に狭いので一瞬で勝負が決まる感じだ。また、アメゴもアタックに失敗した後で定位場所にうまく戻れないようだ。
水が落ち着くか、雨の日には彼らも安心して反応すると思う。魚影は濃いので条件さえ合えば良い釣りが出来るでしょう。