海部川のアメゴ情報 2006

[2006]

2006年3月11日(土)
半年ぶりに渓流の女王様との再会だ。解禁して10日になるが海部川のいいニュースは無い。昨日、師匠の片山さんが耳元で「海部は難しいぞぉ」「5匹しか釣れんかった」「でも川又にはおるらしい」と悪魔のように囁かれ、5匹くらいは釣れるだろうとやる気満々で海部に向かった。
川又の下流に8時30過ぎに着き、先ずはイクラで釣り始めた。渓相は去年に比べてかなりよくなっている。が、アタリは無い。正確にはアメゴのアタリが全くないのです。代りにイダ(ウグイ)は入れ食い状態なのです。
辛抱できなくなり場所換えしようと車に戻ると、丁度その時軽トラのおじさんが寄って来ました。挨拶を交わし情報交換、そしてテンカラとフライの話に花が咲き、暫し釣談義です。
別れ際に名刺まで頂きました。写真は毛鉤にハマッテいる長尾さんです。



第2ラウンドは川又の入り口まで戻り、大小屋に入りる事にした。迷った末テンカラロッドを握り締めて入渓します。
出ませんね〜〜。ファーストヒットは30分後15cm位のチビアメゴです。片山さんよりは1匹でも多く釣ろうと、6匹をキープを目標に死に物狂いでロッドを振り、ひたすら歩き2時間後にやっと6匹がクリールに納まりホッと一息です。
ここから厄日のような出来事が始まります。先ずはウェーダーの左足の方にピンホールが出来たのか、水が浸入してきてビショビショ。気持悪いのでもう上がろうと思い、最後の岩に飛び乗るとそれが浮石で後ろにこけてドボンしてしまいます。
濡れ鼠になったので車に戻りキーを取り出そうとしてベストのポケットをまさぐって、ドキ、携帯が有りません。真っ青です。クリールを覗くと6匹いた筈のアメゴが3匹になっています。そうだ、あの時に落としたんだと思い、車で上流に戻り渓流を必死の形相で見つめながら下ってくると、川の中でイエローグリーン輝くGzOneを発見。
まさか見つかるとは思いませんでした。もう一度潜って回収します。冷たい。でもラッキーです。ルンルン気分です。当然ながらアメゴ3匹は戻って来ませんでした(- -#)。「今日はもうやめ」と決め1時30分に海部を後にします。そして、帰りに散髪をしようといきつけの理髪店によると「臨時休業」。


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